神経痛…ペインクリニック? 脳腫瘍7
三叉神経痛というワードを貰い受け、すでにゲッソリだった私は近くのペインクリニックに行きました。
ペインクリニックとは、痛み専門の病院。
大病院にも整形外科と併設している場合もあるかと思います。
当時、母親が腰痛で罹っていたこともあり、予約もすんなり取れました。
ただ、当時の私はもう喋れない。
この症状をどう伝えるのか
痛みの恐怖で喋ることも出来なくなっていました。
三叉神経痛の、下顎の神経にトリガーポイントがあり、舌の動きなどで痛みが出るようになっていたんだと思います。
どこにさわると痛いのかがわからないので声が出なくなっていました。
(ていうか何もしなくても痛みが走ったこともあった。どんな罰ゲームよ)
伝える手段。
手紙です。
自宅でパソコンにカタカタと打ち込んで、それを医師に見せていました。
最初に「話すと痛いので喋れなくなっていますので書面で失礼します」
から始めて、時系列に症状を書き連ねました。
きっかけが夜食のラーメンという事以外は事細かに書面で伝えました。
ラーメンが重要なポイントだったらどうしようと書かないことを躊躇い逡巡したのは内緒です。
もう何が原因かわからないと、夜食のラーメンですら元凶に思えてくるんです。末期です。
ちなみに医師は気さくな方で、手紙を受けとると
「あらまぁご丁寧に」
「性格出るねぇ」
「さすがお母さんの娘さんやねぇ」
(ちなみに母の性格は几帳面です。
私はそうでもないと思うのですが、初対面で無言でパソコンでのレポートみたいなのを渡されたらそう言うしかないですよね。)
そんなことを言いながら医師はそのレポートを読み、テグレトールという薬を処方してくれました。
「これが効いたら三叉神経痛だってことになると思うから飲んでみて」
効くかもしれない薬…!
もう、希望の光差しまくりフェスティバルです。
そのテグレトールを飲み始めたら、痛みがなくなりました。
痛みとーる!テグレトール!
久しぶりにうがいをし、歯を磨き、口の中を清潔にできました。